船の中でも本当によく聞かれたのが
「学校はどうしているの?」
「学校には何て言ってあるの?」
「学校はお休みできるの?」
という質問。
そうですよね、三ヶ月以上お休みをするので、そりゃ先生には話をせねばなりません。
一応小学校や中学校は欠席が多くても卒業はできるのですが、その間の勉強や行事など、休ませるとなるとなかなか勇気がいる期間です。
とはいえ我が家の場合は元々不登校状態でしたので、休むのは問題ない(と言うわけではないけれど、どうせ休むなら不登校じゃないとできないことしようぜという発想ゆえのこの船旅だったのもあり)という気持ちになっておりました。
時々学校に給食を食べにいくことはありましたが、途中から行けなくなったことも関係しているのか、外面は二人とも良いからというのもあるのか、担任の先生や校長、副校長先生にはよく連絡していた次第です。
それでもこの旅行のことはお金を全額払って参加確定するまではお伝えしていませんでした。
とはいえ、出発は9月1日な上、もうすぐ夏休みに入ってしまうし早くお伝えしなければと気づいたのが7月も半ば、つまり夏休みが始まる直前、ギリギリに副校長にお伝えし、その後校長にお伝えしました。
先生方はとてもびっくりしておりましたし、勿論立場的なところもあったと思うのですが反対もされました。
最終的には、私も先生方の目の前で泣きながら思いをお伝えして旅行日程表をお渡しし、現地からハガキも送りますと言うことでうまくまとまりました、というかまとめたと思います、多分。
その後、後期で使う教科書類や教材をまとめてお預かりし、船内でも出来る限り勉強するよう強く言われた次第ですが……
船内では別の問題が発生しなかなか勉強が難しかったのでありました。
その話はまた追い追い。
ちなみに担任の先生には直接お伝えしておらず、校長先生からお話してもらっております。クラスの子には詳細は話さない流れと聞いています。
色々大変な立場なのにも関わらずこちらの意思を尊重し送り出してくださり、また帰国後も暖かく迎えてくださり、先生方には感謝しております。
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